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迷社の見分け方

川島なお美さんが生前,迷医の見分け方について書き遺しておられたそう.
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川島なお美による「迷医」の見分け方 患者の目を見ないなど (2/2ページ) - 芸能 - ZAKZAK

これによると,
1.患者の目を見ない医師
 カルテとパソコンばかりを見ながら話す医師は要注意
2.患者ではなく自分の利益を考える医師
 やたらと最新治療を薦めるなど
3.待合室を見て,病院特有の“負のオーラ”が蔓延しているところは避ける
ということらしいです.

これを読んで,いろいろなことに当てはまるような気がしました.
たとえば就活.面接官が手元の書類ばかり見て話してないでしょうか.受験者でなく,会社や自分たちの自慢話が多くないでしょうか.そして,職場に負のオーラが蔓延してないでしょうか.
たいてい,理系の研究室はどこも雑然としているので,汚い職場を見てもそんなものと思いがちかもしれません.しかし,これまで仕事でおつきあいさせていただいた会社に関して言えば,職場の整理整頓具合と仕事の品質は比例関係にあると感じています.さらに,よい仕事をしている組織は,職場に活気があって,(納期に追われたりして)苦しいながらも担当者の態度や表情に明るさがあります.
職場を見学したら,まずは整理整頓されてるか見てみましょう.なんとなく明るさを感じるか.空気のよどみはないか.担当者の多くがだらしない感じではないか.逆に,異様な緊張感に包まれていないか.この,第一印象はけっこう当たると思います.ここに,一般解はありません.自分に合った職場を探すのが目的ですから,自分の感性こそが大切なのです.
また,見学時に,担当者はみな多忙なので黙々と作業していますが,たとえばリーダークラスの人が声をかけに寄ってきてくれるような職場なら,きっと入社後も困っている時に放置されるようなことはないでしょう.

インターンシップや,会社見学では,漫然と景色を眺めるのでなく,ぜひ五感を総動員して職場の気を感じ取ることをお勧めします.